民芸

正月は久々にのんびりできたなと、思っていたらば、先週はいきなり雪隠詰めになってしまった。オバマの演説や朝青龍の取り組みを炬燵で見つつ寝るという、なんとも不健康な日々だった。 オバマという人はアメリカの様々な過去を思い起こさせる。アメリカ国民…

メキシコのミラグロ

長距離走が好きになっている娘が、まじないにメキシコの「足」のミラグロをつけて走るとか走らないとか言っていた。 ミラグロは英語でいうとmiracleなのだが、メキシコの奉納品で、一種のまじない、チャームのようなものだ。日本で、眼病に効くという神社で…

タカラガイのこと

子どもと貝拾いをするようになって、改めて気づいたが、タカラガイにはとても多くの種類がある。さらに、同じタカラガイでも、成長過程と、完全に成長しきった姿ではかなりの違いがある。これが浜に打ち上げられ、波に洗われ、削れると、また違った姿になる…

ビリケン

通天閣のビリケンさんが100歳という記事を読んだが、ビリケンは関東の人間には馴染みが薄い。70年代にBYGというフランスのレコード・レーベルのトレードマークになっていて、「この変な顔はなんだろ?」と思っていた。この欧米人が描く中国人や日本人のステ…

アーサー王伝説とスキタイの話が面白かったので、通勤中、林俊雄『スキタイと匈奴 遊牧の文明』を少しずつ読む。この本を含む「興亡の世界史」というシリーズはなかなか面白そうだ。 思い起こせば、世界史で遼とか契丹とか匈奴とか突厥とか、中国史にからん…