lithos2008-03-23

石神井公園の桜が咲いていた。ようやく春になって、公園の猫もこの緩みようだ。つっついてもほとんど反応がなかった。


自宅近くではカタクリの花も咲いていた。


大相撲の横綱対決は白鵬が足を負傷していたようで、ちょっとあっけない相撲だったが、朝青龍が優勝して、少し面白くなってきた。朝青龍はすごーくイヤなやつかもしれないが、相撲は面白い。少なくとも貴乃花と曙や武蔵丸が結びでとっていた相撲と比べても見所がおおい。それで十分。伝統が伝統がと言うけれど、今のような興行のスタイルが出来たのはそんなに昔のことではない。テレビ中継用に櫓の柱を抜いて「吊り天井」にしたり、ビデオ判定をいち早く導入したり、優勝者にカップや優勝旗を授与したり、時代の要請にあわせていろいろと変わるのが相撲界の特徴なのだ。横綱の「品格」というけれど、何かというと双葉山などを引き合いに出すのが極端な話なので、横綱をいろいろと思い出してみても....果たしてそんなに立派な「品格」が備わっていたという人がどれくらいいたか...。それに、相撲のルーツは神事であり、神聖なもので云々と、モンゴル出身力士に席巻されはじめてから何かと言われるようになったが、それはそんなに堅苦しい話じゃなくて、「めでたい」ということが重要なんだと思う。贔屓の力士が勝っても負けても笑い顔で見ていられるのが相撲の特徴で、こんな「格闘技」は他にない。