ストーンヘンジ発掘

発掘が続いているストーンヘンジからは、様々な時代の遺物が出土しているようだ。新石器時代のフリントが出てきたという記事がアップされていた。「フリント・ストーン」という漫画と映画があったが、フリントはチャートと呼ばれる堆積岩の一種で、主な成分は石英なので、非常に硬く、石器に多用されている。日本でも火打ち石として使われていた。イギリス南西部にはこのフリントが非常に多く、中には縞模様の入ったものがあるので、コーンウォールのマラザイオンの海岸にフリントが大量にあるのを初めて見たときは、珍しく、家族で随分拾った。硬いので、砂利道の鋪石としても使われることが多いが、ある宿の駐車場に敷き詰めてあるのを見て、北欧から来た旅行客が、「ねえ、これ化石じゃない? きっとそうよ。私見たことあるもん。こんなにたくさん化石があるなんて凄い!」と言っていたのを思い出す。確かに微少な生物の化石が入っていることが多いようだ。

昨日書いたように、ストーンヘンジは病気治しの施設だったのではないかという仮設があるようだが、面白いのは、中世に記録されている伝説に、ストーンヘンジはかつてブリテン島に住んでいた巨人たちが病気治療に使ったものだという話があることだ。円形に組んだ石組みに水を入れて、石で足をこするなどしていたというのだが、何とも不思議な符合といえる。