ヴァン・モリソン、ソフト・ボーイズ

暑くなったり寒くなったりするので、気をつけていたつもりだったが、風邪をひいてしまった。情けなし。
ヴァン・モリソンの新譜はなかなかよかったが、ちょっと声に張りがなくなっているような気がして妙に気になったのだった。ジャケットの顔写真もすごく頬がこけていて、少し前のもの凄く太っていた頃と比べると、別人のような感じにも見える。大丈夫かしら。
続けて少し前のアルバム「What's Wrong with This Picture?」を聞いたが、これは完成度の高い、雰囲気も良いアルバムだった。それにしても、この人はことあるごとに「ロックなんてものさえなければ」と歌うのだが....このジャンルに入れられることも耐えられない、という、何か怨嗟のようなものが感じられる。そんなに繰り返し言わなくても、あんた、と思う。
ロビン・ヒッチコックの昔のバンド、ソフト・ボーイズのアルバムのボーナストラックにシド・バレットピンク・フロイド時代に出そうとしてお蔵入りになった曲「ヴェジタブル・マン」のカバーが入っていて、感激。この人は声質もシド・バレットに似ている。

What's Wrong With This Picture
Underwater Moonlight . . . And How It Got There