漁船20万隻の一斉休業に対して、中華まんみたいな農林水産大臣の反応のなんと鈍いこと。あんなんで担当大臣と言えるんだろうか。「直接的な対応はちょっと難しい」って、とりあえず、一定期間燃油税を取らないことにすることぐらいできるだろう。原油高騰はバブルだから遠からず落ち着くという向きもあるようだが、そんならしばらく特別措置を講じて、その間に対策を考えることくらいすればいいと思うのだが、何かする気配すらない。道路予算は必要だ必要だと騒いでいた首長たちにも、道路を造り続けるのとあんたらの地元の漁業の崩壊を食い止めるのとどちらを選ぶのかと、もう一度聞いてみるといい。
案の定、サミットが終わって数日しか経っていないのに、アメリカは炭素ガス削減目標はたてないと言い出す始末だし。ニュースを聞くだに不愉快極まりない。