パウリーナ・レルヒェ

lithos2008-10-29

火曜は代官山にフィンランドのカレリア地方出身のミュージシャン、パウリーナ・レルヒェのライブに家族で行く。カレリヤ地方のワールド・ミュージックのバンドとしてはヴァルティナが最も有名だが、娘が大のヴァルティナ・フリークで、3歳のころから「なんちゃってカレリヤ語」で歌っていたのだ。パウリーナは初期のヴァルティナにも在籍していた人なので、大変楽しみにしていた。
今回のパウリーナは妹のハンナマリとのデュオ、ミミットとして来た。ミミットの曲はカレリヤ地方の民話を元にしていて、二人は物語の中のキャラクターを演じるような形になっているようだ。出たばかりのCDはそれぞれの曲にポップなイラストがついていて、どうも子ども向けのアニメとしてテレビ番組になるらしい。

http://www.mimmit.com/english.html

7時半開演というので、なんとか10時半くらいには帰宅できるだろうと思っていたのだが、知らないうちに、Mimmitの単独ライブではなく、日本のバンドが二つ出る「白夜」なる企画になっていて、Mimmitのステージが始まったのはなんと9時半だった。前日にプロモーションをした事務所の人と話したのに、そんなの全然聞いてなかった...。子どもを連れていくような時間じゃない。
娘はいつもなら寝ている時間なので、途中から朦朧としていたが、それでもSelenikoなど、ヴァルティナのアレンジで親しんでいた曲をいくつも聴けて、大満足だった。帰宅したのはなんと12時半...。
カレリヤ地方のトラッドの陽気さ、躍動感にあふれた、いいステージだった。