反射神経

今朝は霜柱が長かった。畑では5-6センチ以上ものびていた。つい、中に入って踏んでみたくなる。

ブッシュが靴を避けられたのは、なかなか驚きだったが、咄嗟の「うん、今の靴のサイズは10だね」に感心した。この人、駄目な酔っぱらいだった頃の方が幸せだったんでは。チャールズ皇太子に「家族の厄介者って...いますよね」みたいなことを言ったときも笑ったが、こういうのは「サタデーナイト・ライブ」でそっくりさんがやるコントみたいなもので、本物の米国大統領がやっているところが笑えるというか笑えないというか。

新聞を替えた。ここ数年本当に腹立たしいので、この際新聞をとるのをやめようかとも思ったのだが、嫁も無いと不便だというし、中途半端だが、とりあえず、最近麻生の雑誌原稿のゴーストをやったやつがいる新聞社はやめることにした。
先週の「週刊ダイヤモンド」は新聞・テレビ業界の大ピンチについて特集していたが、なかなか面白かった。構造的・人的ピンチなのだが、「売れない」という点では、海外も同様なようで、トリビューン社が倒れ、「ニューヨーク・タイムズ」は記者の大幅な削減を余儀なくされるのだそうだ。
日本の大メディアがピンチだと聞くと、だろうなという感想しかないのだが、ネットで手に入る様々なニュースも大メディアの記者が得ているものを土台にしているものが圧倒的に多いわけで、特に、政治関連のニュースなどは、ネット独自のソースというのはそれほど多くない。大メディアは組織疲労としかいいようのない状況にあるのだろうが、組織とともに構築してきた方法や取材ルートなどに取って代われるものは、そう簡単には育たないんじゃないだろうか。アメリカの選挙戦で多くのブロガーに記者用のパスが発行されたというけれど、彼らは政権の内部から情報を得たり、海外まで出かけて行って、国際情勢の暗部を探るようなことは簡単にできない。取材し、書くことだけで食べている人たちが一気に減ってしまうと、勢い官製報道が席巻することにもなりかねないと思うのだが、やっぱり麻生のゴーストをやるような奴がいる新聞社に金を払うのもいやだし...。もうちょっとなんとかならないんだろうか。