福島県・山形県探石行1

週末は福島県北部と山形県南西部にジャスパーとメノウの採取に出かけた。

初めてETCを使用した。割引は嬉しいが、ETCの機械がいちいちピーピー鳴って、やれ「カードが挿入されていません」とか、「カードが挿入されたままになっております」とか、「ちなみに、今の利用状況は...」みたいにでかい声でしゃべるのはなんとかならないのか。何度聞いても慣れない。

先ず、東北自動車道の二本松インターを降りて、南西の山に入る。林道の入り口でIさんと待ち合わせて、案内していただいた。
尾根沿いの斜面の火山灰質の土の中にジャスパーの脈がある。多くは細かく割れているが、色鮮やかで、縞模様が入っているものもある。黄土色、緑色、オレンジ、赤と様々な色のジャスパーが採れる。オパールが混じっているところも少なくない。まさに「錦石」という感じだ。
朱色の部分の色はとても鮮やかで、黒い縞が入っているものもあるので、ジャスパーではあるが、アルゼンチンの「コンドル・アゲート」の脈状の赤と黒の縞のタイプにも似ている。色鮮やかなものにかぎって細かく割れているのが残念ではあったが、とてもグレードの高いジャスパーだと思う。
細かな破片はいずれ、タンブラーで磨いてみたい。
Iさん、ありがとうございました。