CSで昭和のニュース映画の特集番組をやっていた。これが面白い。昭和45年のニュースでは、第3次佐藤内閣の田中角栄幹事長を特集している。総理よりも、大臣よりも力のあるのは幹事長、目白の邸宅には陳情がひきもきらず、全ては幹事長次第、という話だが、やはり小沢一郎という人は田中角栄の時代遅れな写し絵のようだなと思う。
「小沢切り」内閣というけれど、そもそも小沢を呼び込んだのは菅直人でもある。このまますんなりと行くはずがないのだ。
同じニュース映画に、開発による立ち退きの保証金で豪邸を建てた人たちのレポートがあった。一区画隣の人たちは何ももらえなかったと言いつつ、自慢の家を見せる男の姿に、上海万博の立ち退きで高級マンションに入れてもらった人たちの様子との滑稽なほどの相似を見て、脱力した。

ipadを購入。「革命的なデバイス」はちょっと大げさすぎる。大きくなったipod touchなのだが、大きくしてみたら、いいじゃん! ということがアップル自身にとっても発見だったのでは。確かにこれまでネットブラウザでセコセコスクロールしたり、拡大したりするストレスから解放されて、格段に使いやすいし、液晶画面は綺麗なのだが、セールスポイントの電子書籍のビューアーとしてはどうなんだろうか。片手で持つには重いし、輝度が高くて目も疲れる。
そもそも機器代、通信代を考えると決して安くない。何冊電子ブックを買ったら元がとれるのか、計算して納得出来る人はかなりの読書好きの人に限られる。
また、「未来永劫楽しめる」というようなコマーシャルをやってるけど、デジタル機器で未来永劫って言われても....。何より腹立たしいのは、ポケットwifiで自宅が微妙に圏外なことだ。