[日記]

http://ceron.jp/url/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120322-OYT1T00681.htm
最近まで枝野ってこんなにもスカスカだったことに気付いていなかったことにうんざりする。少し前まで東電の破綻処理を主張していたはずじゃなかったのか。通産省の代弁者になりつつ、散発的に苦言を呈するようなポーズだけとる態度が本当にたちが悪い。斑目氏すら異論を唱えるなか、このまま保安院の評価だけでゴーサインを出す「政治判断」て何なのか。安全委員会と保安員といっしょになって適当にまるめていた頃と比べても、さらに出鱈目になっているわけで、新たな管理体制をつくるどころか、劣化しているではないか。

『不思議で美しい石の図鑑』2刷ができた。まだ店頭には初刷がたくさんあるけれど。幸い明らかな間違いなどは今のところ発見されていない。
同時にプロモーション用のイントロと「瑪瑙とは何か」の一部の英訳原稿もでき、英語だとこういう言い方になるのか!と、感心しきり。ただ、難しいのは、日本語の「結晶」と「水晶」がいずれもcrystalで、「石英」と「水晶」がquartzだということ。石英の大きな結晶が水晶で、微細なファイバー状の結晶が集まったものが玉髄と書いた部分の訳がとてもややこしいことになっていた。ギリシア時代、水晶は水が特殊なかたちで氷結したものだと考えられていたようだが、水晶の字面を見ると、中国でも同じようなイメージだったのかもしれない。

本を出してから、宮城県南部在住の方から、福島県新地の海岸で採取されたジャスパーや瑪瑙を贈っていただいた。福島県宮城県境のあたりで瑪瑙が採れるという話は聞いていたが、行ったことはなかった。家も津波の被害に遭われたなか、わざわざ送っていただいて恐縮した。様々なタイプの石英類があるが、いずれ紹介したい。震災後、浜の様子がかなり変わっているようで、大きな石は流されてしまったようだ。