アルジェリア、タッシリ・ナジェール行き

明日から、アルジェリアサハラ砂漠タッシリ・ナジェールに岩絵の撮影に行ってきます。タッシリ・ナジェールサハラ砂漠が氷河期の終わりにサバンナだった頃の動物や人間を描いた絵が豊富に残る場所です。風化した奇岩が連なる独特な景観でも知られていて、今年刊行した編書『奇岩の世界』でも紹介しました。
現在、最も状態の良い絵の残る中心部は立入りが禁止されていますが(治安の関係で)、他にも豊富に壁画や線刻画がありますので、撮影してきます。砂漠に10日ほどのキャンプで、電波が全く届かないエリアですので、帰国後まとめて日記を公開します。