南アフリカ岩絵撮影行 8日目

今日はダーバンに戻ってケープタウンに飛ぶ。ダーバンまで約3時間。宿の朝食前に出なくちゃならない。膝に昨日買った冷えたケンタッキーの箱を乗せ、かじりながら走る。最低な感じの朝ごはんだ。

ここでは一般道でも100キロくらい出してないと追い抜かれる。高速は120キロでも追い抜かれるのだ。骨の多いチキンをかじっていると自然にスピードが落ちて後ろにぴったりつかれることに。

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ダーバン周辺は土砂降りだ。レンタカーを返して屋根のある100メートルほど先の場所に入るまでにずぶ濡れになってしまった。

飛行機はLCCのマンゴーエア。2時間ほどでケープタウンに着く。上空から見る土地はほとんど乾燥し切っている感じだった。

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レンタカーはHartzだったが、予定していたホンダ車ではなく、フォルクスワーゲンのでしかも新車だった。USBのコネクタは新しいc型になってるし、何もかも操作が日本車と違うし、しかもカーナビが前のユーザーの設定のままドイツ語になってる。

ケープタウンは大きな木が多い。松も小さめの松ぼっくりがついたものがたくさん生えている感じさすがにもういいだろう。

ほどなくHauts Bayのゲストハウスに着く。ドイツ人がやっているずいぶんきれいな屋敷だ。部屋も広い。主人の勧めで海岸沿いのレストランに。カレイ(ウシノシタ)のムニエルを食べる。なかなかうまかった。ここまでわざわざ夕飯に出るのも遠いし面倒なのでケンタッキーとかポテチとビールとかで済ましてきたが、初めてそれらしい食事をした。こちらは気温も「真夏」らしい感じで、海で泳ぐ人もいるが、日が沈むと一気に寒くなる。

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