花見

lithos2009-04-06

土曜は小金井公園に友人たちと花見。夕方から少し寒くなったが、気持ちのいい陽気だった。
かなりの人出だったが、広い公園なので、余裕がある。今年から真ん中に特設ステージが出来ていて、オバチャンたちのフラダンス、子どものヒップホップ・ダンス、ソプラノ歌手のステージ、アフリカン・ドラムなど、何の脈絡もなく続いていく。
毎年練り歩いている神楽が来ないので寂しいなと思っていたが、夕方近くになって登場。若いグループなのだが、なかなか上手だ。花見にはやっぱりソプラノとかヒップホップとかよりお神楽が合う。

日曜は大学時代の友人が結婚するというので、吉祥寺のレストランで小さなパーティーに出る。
帰りに井の頭公園を通るが、もの凄い人出だ。井の頭公園は座る場所が少ない。ボートに乗ってぼんやり湖畔の桜を見るのがいいかもしれない。
アフガニスタンをはじめとして、中央アジアの織物や工芸品を売っている店、アフガニスタン・バザールに寄って、ウズベキスタンのスザニを買う。ソ連時代のものなので、ロシア語が入っているが、店主も「何て書いてあるかわからん」と。
この店には見事な絨毯なども売っているが、私は素朴なウズベキスタンの刺繍が好きだ。独特な植物模様は前世紀末くらいにヨーロッパで人気を呼び、フランスのファッションデザイナーがそのまま拝借して、高価なオートクチュールに仕立てていた。(儲けの一部でも地元のオバチャンたちに還元しろよと思うが)。私が買った刺繍は正直、かなり不器用な人が作った感じだが、今は、器用な人も不器用な人も手仕事をするという文化が、なかなか残っていない。
アフガニスタン・バザールはアフガニスタン人の店主の人柄も好きなので、娘が小さかった頃、井の頭動物園に行くついでにちょくちょく寄っていた。アフガニスタンの石というと、ラピスが有名だが、アンティークとして、瑪瑙が入ったアクセサリーをよく見かける。今でも採れるんだろうか。
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