2016-01-01から1年間の記事一覧

『美しいアンティーク鉱物画の本』再版にともなう訂正のお知らせ

7月に刊行しました『美しいアンティーク鉱物画の本』(創元社)ですが、再版が決定しました。修正が二ヶ所ありますので、お伝えいたします。 p.111 右下のモザンビークの切手ですが、発行年と鉱物名に誤りがありました。正しくは1971年、安タンタル石、です…

スラウェシ島探訪9日目

スラウェシ島最後の日はタナ・トラジャから南下してスラウェシ島南端の年マッカサルまで車で移動する。8時間かかるし、道路事情によっては10時間かかるというので、夜明け前に出発した。飛行機に時間に合わせなくてはならないので、自動車をチャーターした。…

スラウェシ島探訪8日目

この日は先ずランテパオの市場に行く。コーヒーの量り売りがあるのが、トラジャらしい。豆のままと挽いたものと両方売っているが、かなり細かく、パウダー状に挽いてある。試しに200g買ってみた。こちらの人たちはコーヒーにたっぷり砂糖を入れる。ミルクは…

スラウェシ島探訪7日目

この日は先ず前日と別の葬儀場を訪れる。ランテパオから比較的近い村で、中流階級のものだという説明だったが、確かに家屋の規模も参列者の数も違うようだ。 朝早く訪れると、なんと牧師が何か話し、賛美歌のような節の歌を歌っている。やはりクリスチャンな…

スラウェシ島探訪6日目

朝早く、トラジャ地方南方の村の葬儀を見学にでかける。香典としてタバコを買っていくべし、と、ガイドのユアニス。こちらではタバコは一般的なのだそうだ。2カートン買う。インドネシアのタバコはみな甘い香料が入っている。男性の喫煙率はまだかなり高く、…

スラウェシ島探訪5日目

この日は移動日だった。南へ下り、タナ・トラジャ地方に入るのだ。直線距離にしたら300キロもないが、やはり途中険しい山を越える所などあり、大変な時間がかかる。 テンテナからバスが出ているが、夜行バスで、13時間以上かかるというので、自動車をチャー…

スラウェシ島探訪4日目

この日は西のBada谷に。山を越える道は10数年前まで未舗装のかなりラフな道で、「歩くのとたいして変わらない速度」でしか走れなかったという。石像がテレビ番組やネットで紹介されるようになったのはここ10年くらいなので、そういう事情だったのかと納得。…

スラウェシ島探訪3日目

ドリスの親戚の家に泊めてもらった翌朝、子供たちが学校に登校する時間に我々も出発することに。インドネシアは見たところ、高校まで制服があるようだ。昨夜は歌を歌ってくれたので、お礼に折り紙をいくつか作って渡した。男の子はどうやって折られているか…

スラウェシ島探訪1-2日目

インドネシアのスラウェシ島を訪れることにした。アルファベットのKのような形をした島で、かつてセレベスと呼ばれていた、赤道が通る島だ。1942年から終戦まで日本に占領されていた島でもある。 今年はどこにも行かないつもりだったが、夏休みもなかったの…

東京国際ミネラル秋のフェアで本の販売とサイン会をいたします。

9月30-10月3日、新宿で開催されるミネラルフェアですが、10月1日(土)に著書の販売とサイン会をいたします。午後2-3時にサインご希望の方にご対応いたしますが、その他の時間も本の販売はいたします。詳しくは協会のウェブサイトまで。http://www.tima.co.j…

講演会のお知らせ

8月14日(日)、講演会を行います。詳細は以下の通りです。事前予約が必要です。 科学読物研究会の主宰ですが、会員以外でも参加できます。写真を見ていただきながら、いろいろな石の模様についてお話いたします。 申し込みは末尾の方にある、メールアドレス…

『美しいアンティーク鉱物画の本』刊行

編纂をした本が刊行されました。19世紀前半から20世紀初旬の、鉱物画の画集です。図鑑、百科事典、鉱物学書などに入っていた手彩色や多色石版印刷の鉱物画の名作をセレクトした本です。写真の図鑑にはない味わいがある世界です。創元社から。美しいアンティ…

『たくさんのふしぎ』7月号「四万年の絵」を書きました。

ここ数年ブログをさぼり気味で、お知らせし忘れていましたが、福音館書店の月刊誌『たくさんのふしぎ』の7月号、「四万年の絵」を書きました。発売中です。 ここ3年あまり繰り返し赴いて撮影してきた、オーストラリアの岩絵についての本です。現在確認されて…

ウェブショップ再開

数年お休みしていた石のオンラインショップLithos Graphics Shopを再開しました。少しずつ商品を増やしていく予定です。 http://lithosshop.cart.fc2.com/

『不思議で美しい石の図鑑』7刷り訂正について

『不思議で美しい石の図鑑』(創元社)が、重版になり、7刷になります。そこで、新しい訂正箇所をお知らせします。7刷でまだ直しがあるというのもお恥ずかしい限りですが。 030-033頁、産地情報のうち、Bobanongとされていた所が、全てBobonongに。間違いで…

装丁のサイトを作りました。

今さらながらですが、本業のブックデザイン(本の装丁)の仕事のウェブサイトを作りました。 これまでに作ったブックデザインの一部をジャンル別に掲載しています。http://lithos-graphics.com/design/