2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

タッシリ・ナジェールの旅 12日目

タッシリ・ナジェール最後の日。10日間、ただひたすら歩き、写真を撮りの繰り返しで一日があっという間に過ぎていった。もうちょっとのんびりする時間もあってよかったような気もする。ロバも今日一日荷物を運んだら、ようやくお役御免だ。水や食糧もほとん…

タッシリ・ナジェールの旅 11日目

さすがに前日は長く歩いて疲れた。ジャバレンが連泊なのは助かる。 南アフリカで膝の骨にヒビが入ったので、そこが痛くなるのが心配だったが、サポーターをしていることもあってか、幸い痛みはなかった。それでも念のため湿布を毎晩貼って寝た。英さんとジャ…

タッシリ・ナジェールの旅 10日目

この日はジャバレンまで最も長く歩くということで、足腰に痛みのある英さんとジャン・ピエールはショートカットすることに。それにしても、アンドラスの日程表に載っている距離は全くあてにならない。前日も日程表では12キロとあったが、20キロ近かった。ど…

タッシリ・ナジェールの旅 9日目

セファールを発ち、南のジャバレン方面に向かう。岩山が連なる地域から平坦なエリアに出てひたすら歩く。 Sefar 先ず、Tin Rassoutinというサイトに。体が逆三角形に様式化された人物像が多くみられる。これはタッシリ・ナジェールの麓のTadrartにも多くみら…

タッシリ・ナジェールの旅 8日目

セファールは壁画が最も多く集まった場所だ。白いセファール、黒いセファールの二つのエリアにわかれている。全て回ろうとしたら数日かかるのだろう。アンリ・ロート隊の詳細な地図があり、場所を特定することができる。このエリアはまるで道路と建物のよう…

タッシリ・ナジェールの旅 7日目

朝7時に出発し、Tin Tazarift内のサイトを見る。昨日の最後に訪れた場所にカバの絵があるというので撮影しようとしたら、アンドラスが明日戻ってくるから先へ急げというので撮らず。が、その後わかったのだが、ここにカバの絵があることに気づかずに言ってい…

タッシリ・ナジェールの旅 6日目

In Itinenに2泊し、再びテントをたたんで出発。テント(モンベルの2人用)をたてるのはそんなに大変ではないけれど、いかんせん疲れているので連泊は助かる。 この日も午前中はIn Itinenの残りのサイトを見る。牛に乗る女性像のとても状態の良いものがある。…

タッシリ・ナジェールの旅 5日目

この日は先ず昨日見られなかったIn Itinenの他のサイトに。キャンプ地のすぐ近くには遊牧民の墓がある。三つ並んでいるのは同じグループの人なのか、もしくは家族なのか。 In itinen さらに、アンドラスも英さんも訪れたことのない、Ouan Derbauen、Ouan Ago…

タッシリ・ナジェールの旅 4日目

Tamritで朝6時に起きて6時半に朝食。 疲れてはいるが、なかなか熟睡できないのが辛い。標高が高いので、明け方はかなり冷えるのだが、テント無しで寝ている人が数人。 キャンプから近い場所に平らな岩盤に彫られた象の刻画がある。刻画はかなり低い角度から…

タッシリ・ナジェールの旅 3日目

予定通り6時半くらいに朝食、7時過ぎに出発。朝食は前回と同じでバゲットにチーズや蜂蜜やピーナッツバターなど、好きなものを塗って食べる。 タッシリ・ナジェールは堆積岩の台地だが、下の方は花崗岩が多い。ピンク花崗岩など、タイプも複数あるように見え…

タッシリ・ナジェールの旅 2日目

ジャーネットの宿に泊まって翌日は市内の壁画を見ることに。午前中はジャーネットの西を流れる川(干上がっているが)の対岸の岩場まで歩いていき、壁画や刻画を見る。アンドラスは市内の店に食糧などの買い出しに出て、別行動。 町のすぐ近くにあるので、落…

タッシリ・ナジェールの旅 1日目

今日からアルジェリア、タッシリ・ナジェールの台地に約2週間の旅程で出発する。2018年の11月にもタッシリ・ナジェールの麓の壁画サイトを周遊したが、台地の上はリビア国境のすぐ近くであることから、長く観光客を受け入れていなかった。リビアは相変わらず…