2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『不思議で美しい石の図鑑』補遺6

「風景石」の章で、フィリップ・ハインホッファーが作成したグスタフ・アドルフ2世が所有していたキャビネットの画像を載せたが、最近購入した本にいくつかキャビネットのディテールを写した写真が掲載されていた。パエジナ・ストーンを使った部分は無かった…

鐵砲洲稲荷神社の富士塚

仕事で日比谷に行ったついでに、中央区湊にある鐵砲洲稲荷神社の富士塚を見に行った。東京の「山」を訪ねる言視舎の本の仕事がらみだが、実物を見てみたかった。富士講が盛んだった江戸時代、寛政2年(1790年)に富士の溶岩を積み上げて造られたものだそうだ…

[日記]一昨年空き巣に入られてカメラとレンズを盗まれて以来、CANONのEOS 5D markiiiが出るのを待っていたが、出てみたらば、なんでこんなに高いのか。 古い露出計の壊れたPentaxの67も一緒に盗まれ、中盤はPentax645とMamiya6を使っていた。仕事のために撮…

[日記]http://ceron.jp/url/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120322-OYT1T00681.htm 最近まで枝野ってこんなにもスカスカだったことに気付いていなかったことにうんざりする。少し前まで東電の破綻処理を主張していたはずじゃなかったのか。通産省の代弁…

今日の花粉はすごかった。家族そろってズルズルだ。最近、小さな昆虫を深度合成写真(少しずつピントをずらして写した写真を合成したもの)で紹介した図鑑や写真集がいくつか出ているが、ツノゼミの図鑑が面白い。この、自然淘汰という考え方だけでは説明が…

土曜日、早稲田奉仕園で地学史研究会に出席。私のような素人でも参加させていただけるオープンな集まりで、地学関連の講義と懇親会を不定期で開催している。 今回は科学史や古生物学史、地質学史の研究をされている菅谷暁氏の講義で、「天地創造」を紀元前40…

桂川潤さんの個展とバルトーク

数日体調不良だったが、ようやく復活しつつある。今日は空気も春らしくなってきて気持ちよかったが、なんとまた寒くなると。もう勘弁してほしい。土曜日、自宅のご近所さんで友人の装丁家桂川潤さんの個展に。デザインされたバルトークの「弦楽四重奏曲全6曲…

[日記] 秩父珍石館さんのブログで『不思議で美しい石の図鑑』を紹介していただいた。 先日のブログで書いたが、ウェブサイトが閉鎖されていたので、心配したのだが、ブログと新しいウェブサイトが開かれていた。ブログのタイトルが「お寿司ときどき人面石」…

『不思議で美しい石の図鑑』補遺5

ここ数年、欧米はちょっとした石の本刊行ラッシュだ。ポーランドのシレジア地方西部、チェコ、ドイツとの国境も近いPloczki Gorneの瑪瑙だけを集めた大判の本がポーランドの出版社から刊行された。Ploczki Gorneの瑪瑙は比較的小さいながらも緻密な模様をも…