2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
地震、原発事故、さらに親父の入院・転院・葬儀と続き、全く落ち着かない日々だった。仕事の連絡も震災後は比較的ひっそりとしていたこともあり、えもいわれぬ非日常感があったが、連休を前にして、にわかに忙しくなってきた。連休くらいには原発問題も冷却…
事故のレベルが7になったと、何を今さら。 飯舘村の計画避難に関しても、放射性物質が同心円状ではなく、細長い蝶の羽のような形で北西部に伸びていたことはSPEEDIでも、海外の気象予測でも2週間以上前にわかっていたことだし、IAEAの土壌検査でも勧告されて…
例年は小金井公園で友達と花見をするのだが、今年は近所で。と言うとしょぼいような言い方だが、多摩全生園の桜は大変見事なのだ。 最近買ったipod touchで撮ったが、ムービーの画質の高さに比べて、写真は今ひとつだ。 全生園は居住している人が減っている…
地震後の1号機の初期の状況が明らかになってきたが、恐ろしいの一言につきる。あっという間に空焚きになっていたのだと。よくもったもんだ。AERAの記事も興味深かったが、東電の武藤副社長は大した玉だ。通産省が核燃料サイクル計画の見直しを示唆したときも…
汚染水問題でゼオライトが注目されるようになってから、ネットで「飲むゼオライト」液みたいなものを高値で売っていて、なんだか怪しげだなと思っていたが、早速今日販売業者が逮捕されていた。液そのものがデタラメなものだったのか、「内部被曝を緩和する…
産経オンライン版の記事。 コウナゴから高濃度ヨウ素 厚労省、魚も基準値検討つい数日前、二、三の御用学者が魚にはほとんどヨウ素は蓄積されないんです、問題ありませんと言っていたばかりだ。全くもって信用できない。と思っていたら、1時間後に同じ問題で…
週末、マスコミで一斉に原発で作業にあたっている東電や関連会社の人たちの「自己犠牲的」働きを美談として伝えていたが、違和感をおぼえる。犠牲を強いられているのであって、伝えるべきは犠牲を強いているのは何なのか、線量バッジも付けずに、アラームが…
読売の世論調査で「今後、国内の原子力発電所をどうすべきか」という質問に対して、「現状維持」というのが46%で最大、「増やすべき」の10%を加えると過半数を超えている。この事態を前にして尚「現状維持」とは。今日、原発の汚染水問題が遅々として進まな…
気分転換をかねて、通勤途中、練馬区立美術館に「鹿島茂コレクション1 グランヴィル 19世紀フランス幻想版画」展に寄る。当初4月3日までの予定だったが、地震の影響で10日まで延長されている。 J.J.グランヴィルは19世紀前半のフランスで風刺画・挿絵画家と…