2008-01-01から1年間の記事一覧

冬至のニューグレンジの朝は曇り

今年のニューグレンジ近辺は厚い雲に覆われていて、朝日は石室に入らなかったようだ。昨年は夜明け前に晴れて、参加者は大満足で帰ったようだが、今年は折角高い倍率の抽選で選ばれた人たちもがっかりしたに違いない。おそらく5000年前も毎年必ず朝日が差し…

ダーヴィッシュのジャケットとスライゴー

再び仕事で雪隠詰めの日々に...。 今年は昨年以上に「年末感」の無い年の瀬だ。もうちょっと待ってほしい。先週のコンサート以来、ダーヴィッシュの最新作「Traveling Show」を聴いている。ボーカル曲が多く、好きなアルバムだ。 ジャケットもいい。このバン…

冬至のニューグレンジ

今年もアイルランドの遺跡ニューグレンジの「冬至の朝のイベント」が近づいている。今年も朝日がどのように石室に入るか、ウェブキャストをやると、アイルランドの遺跡に関するサイトを運営しているマイケル・フォクスから連絡があった。http://www.newgrang…

反射神経

今朝は霜柱が長かった。畑では5-6センチ以上ものびていた。つい、中に入って踏んでみたくなる。ブッシュが靴を避けられたのは、なかなか驚きだったが、咄嗟の「うん、今の靴のサイズは10だね」に感心した。この人、駄目な酔っぱらいだった頃の方が幸せだった…

東京ミネラルショーとケルティック・クリスマス

土曜は池袋の「東京ミネラルショー」に出かけ、家族で「砂金採り」の体験をする。皿に砂金が入れてある砂をとり、揺らしながら水で軽い砂を流しつつ、金の粒を見つけるという趣向だ。これは結構、時間と根気が必要な作業だ。「輝くもの全てが金ではない」と…

三億円事件

三億円事件から40年だそうだ。私が小学1年生の時に起きた事件だが、発生現場も、その他の証拠品の出所も近いエリアにある。事件前、近くの自転車屋に赤色回転灯やマイク、メガホン、白ペンキを買いに来た者がいたというし、発見されたジュラルミンケースから…

土曜は日暮里から谷中を通って、上野まで散歩する。 日暮里の駄菓子屋の問屋街に行ってみたいと嫁が言うが、確か、随分前に再開発で立ち退きの話題があったはずだ。が、駅の地図にはしっかり載っているし、駅員に訪ねても、まだあるように言う。 行ってみた…

紅葉を見にどこかに行きたかったのだが、ずっと首と肩が痛く、元気が出ず。近くの全生園に娘と散歩に行く。 園内は広く、数多くの木々が植えられているので、この季節の散歩には最適だ。見事なモミジの木があり、銀杏の大木の周囲は一面黄色い落ち葉に覆われ…

カンボジアの絹織物

3年前からカンボジアで絹織物を生産している「クメール伝統織物研究所」のカレンダーのデザインを手伝わせていただいている。 東南アジアのシルクというとタイ・シルクが有名だが、タイ・シルクのルーツもカンボジアの絹織物にあるのだという。 長い戦乱で絶…

「麻生、実行中」って言われてもなぁ。先延ばしばっかしだし。もうちょっと殿様的ワガママを通そうとするのかと思ったが....。農林水産省の地方農政局と国土交通省の地方整備局を廃止する、道路特定財源を地方交付税にすると言い出したときは、「へぇ!?」…

ガレージセール再び

以前にも書いたが、近くの「ガレージ・セール」がやはりおかしい。 月光仮面の油絵の肖像画にも驚いたが、今度は川端康成の油絵の肖像画が並んでいた。 しばらく見かけないので、売れたのか? と、疑問に思っていた鹿の剥製は、やはり売れてなかったようで、…

立ち食いそば

ながらく利用してきた立ち食いそば屋が、最近、天ぷらがメリケン粉過多でかなわない。たまねぎや春菊の天ぷらの間にメリケン粉の塊がぎっしり入っていて、食べている途中で気持ち悪くなってくる。夜食べるとガチガチになっている。以前も時にそういうことは…

最近、前世紀の世界恐慌との相似についてあれこれ言われてきたが、元厚生次官襲撃の報を聞くと、金融・経済だけにとどまらない相似が浮かび上がってくるようでなんとも気味悪い。もうひとつ要素をあげるとすれば、軍部ということになり、元航空幕僚長の問題…

原石の切断と当世石屋事情

瑪瑙を切るカッターを持っているのだが、円形の歯の直径が20センチほどで、直径10センチを超える原石は切れない。もっと大きな切断機はどんなもんだろ、と、調べたら、アメリカにはいくつかのメーカーがあり、個人向けに販売している。単純な機械なので、値…

マラソン大会と夢の島

土曜は娘が子どものマラソン大会に出るというので、夢の島の競技場に行く。マラソンといっても4年生は2キロなのだ。それでも、自分の子どもの頃のことを思えば、参加したがるというのが考えられないのだが。 マルエツとS&B主宰の東京都の大会で、4年の女子は…

ゴジラ

この一ヶ月ほど、ゴジラ映画を古いものから順に観ている。仕事場のケーブルテレビで、ハイビジョン化されたものを連続放映しているのだ。 ゴジラを映画館で観たことがなかった。子どもの頃は本当に観たかったのだが、頼んでも連れて行ってくれなかったのだ。…

今日、最初に勤めた出版社で世話になった印刷所が、事業の見通しがきかないため廃業、という知らせを聞いた。 既に引退しているが、その印刷所のベテラン営業マンは本作りについて、知りぬいている人だった。印刷会社の営業職に就く前に編集者をやっていたの…

給付金のゴタゴタ、これはもう末期症状なのだ。 もう自分たちでは決められないから、市町村で決めろって....冗談かと思った。ホッケの煮付けがあったかなかったか、とか、ホテルのバーがどうだとか、どうでもいい(総理大臣が頻繁を「はんざつ」って読むのは…

金井田英津子さんの原画展

先週はあれこれあって書けなかったが、3日、筑摩文庫「文豪怪談傑作選」の装画原画展のトークショーに参加させていただいた。 このシリーズは、今年で3年目になるが、かねてからファンであった版画家の金井田英津子さんに装画を御願いしている。 既に10冊出…

日曜は娘と奥多摩の山歩きに。御岳山にケーブルカーで登り、ロック・ガーデンを通って、大岳山-鋸山と縦走して、奥多摩駅におりた。 6時間近く山歩きするのは本当に久しぶりで、急勾配の上り下りも多かったため、足がガクガクになる。娘も「疲れた。後どれく…

お金だかクーポンをやるから役所に来い、とは。なんだか、村の金持ちが御殿か何か建てて、集まった近隣の衆生に上から餅を投げているような...。 だいたい、高速道路料金一律1000円とか、景気対策は特別会計の準備金(埋蔵金)を財源にするとか、こないだま…

パウリーナ・レルヒェ

火曜は代官山にフィンランドのカレリア地方出身のミュージシャン、パウリーナ・レルヒェのライブに家族で行く。カレリヤ地方のワールド・ミュージックのバンドとしてはヴァルティナが最も有名だが、娘が大のヴァルティナ・フリークで、3歳のころから「なんち…

秩父珍石館、西沢渓谷、亀甲石

週末に西沢渓谷に行く。春にも娘と行ったのだが、今度は嫁も一緒に、秩父を通って、車で行くことにした。 1998年に開通した全長6.5キロ以上にもおよぶ雁坂トンネルによって、埼玉の秩父から山梨へ抜ける道ができたわけだ。私が初めて西沢渓谷に行ったのはも…

オレゴンの博物館

近くのセブンイレブンで1リットルの牛乳やお茶を買う度に気になることがある。袋に長いストローが入っているのだ。気づいたときは断るのだが...。いったい、1リットルの牛乳をストローで一気に飲むやつがいるのか? 牛乳はまだしも、お茶にストローって、あ…

自転車

日曜は、また娘が自転車でできるだけ遠くに行きたいと言うので、つき合うことにした。 とは言っても、11時くらいに出発したので、大して時間もない。空堀川沿いを西へ走り、多摩湖にのびる自転車道に入る。この道はなかなか快適かつ安全で、多摩湖を半周回っ…

「日記][鉱物]ウォーター・ガン

先日会ったオーストラリアの瑪瑙愛好家が、「君は研磨に何を使っている?」とか、いろいろ聞くので、そういえば、半年くらい石を磨いていなかったなと、あらためて思い出した。 思い出した、と言っても、研磨機も磨きかけの石も、中断したまま、ほったらかし…

ポール・ニューマン

ポール・ニューマンが亡くなったというので、追悼(?)に「暴力脱獄」を見る。彼が主演の映画ではこれが一番好きだ。最初に観たのは、十代だったと思う。昼だったか深夜だったか、テレビで見て大いに感動した。 あまりに酷い邦題だが、原題のCool Hand Luke…

オーストラリアの瑪瑙愛好家

何故か風邪っぽいのが抜けない。その上、いきなりこの寒さで毛糸を着て仕事している。 オーストラリアから瑪瑙愛好家の老夫婦が来日。不運なことにちょうど天気が悪い4日間に重なってしまった。メールで数度やり取りし、一度交換した人だったのだが、リタイ…

ようやくいい陽気になってきたというのに、2週間以上も風邪っぽい状態が続いている。思い出せば昨年もそうだった。 父親が風邪をひきやすく、治りにくい体質で、やれ汗をかいて冷えたから、タクシーのエアコンでノドが痛くなって、風呂上がりに湯冷めして、…

マルタ旅行-4

マルタの魚船はルッツと呼ばれる、青、黄、赤、緑とカラフルな塗装を施したものが多い。舳先には独特な目のレリーフがついているが、これは遙かフェニキアに起源があるともいわれる、魔除けなのだそうだ。 いくつかの船には舳先に人魚などの素朴な絵が書いて…