2013-01-01から1年間の記事一覧

ペルー・ボリビア旅行15日目(最終日)

今日はリマからトランス・アメリカンハイウェイを北上し、北方約200キロの場所にあるカラル遺跡=Caralに行く。昨日のナスカ日帰りは3食車中、着いたら即、船や小型飛行機に乗る超特急ツアーだったので、かなりしんどかったが(運転手も一人で1000キロ運転し…

ペルー・ボリビア旅行14日目

今日はナスカの地上絵を見に、リマから往復1000キロ近い道を日帰りというツアーに参加した。日系の宿主催なので、何度もいっしょになっている姉妹とふたたび同行することになった。 朝4時代に出て、帰りは夜10時。食事も全て車中という、全く余裕の無いツア…

ペルー・ボリビア旅行13日目

朝9時に「ミスター・エンジェル」が迎えにきた。今日は昨日行ききれなかったチムー王国の「ドラゴンの神殿、別名虹の神殿」に先ず行く。小規模な遺跡だが、壁面のレリーフは比較的良く残っているところがあり、ドラゴンのような動物が描かれている。また、虹…

ペルー・ボリビア旅行12日目

北部沿岸最大の都市トルヒーヨは主に3世紀頃から9世紀頃まで栄えたモチェ文化の中心地だった。町のロータリーにも大きなモチェの顔つき土器のモニュメントが立っている。さらに後にはチムー王国の都ともなり、両方の遺跡が複数ある。 結局ペドロからも彼の…

ペルー・ボリビア旅行11日目

今日は首都リマに戻ってきているので、市内の博物館をめぐる。 リマはほとんど雨が降らないと言うが、何故か空は最初に来た日も、今日もぼんやり曇天だ。 先ず、国立人類学考古学歴史博物館に。文化ごと、地域ごとに区分されて、なかなか分かりやすかった。…

ペルー・ボリビア旅行十日目

今日はチチカカ湖畔最後の日だ。多くの観光客は一泊か二泊なのだが、ボリビア往復などしたため、結局四泊した。 最後の日はプーノの北西にあるティナハニという奇岩のある渓谷に行く。昨日の「太陽の島」クルーズと同じ所に頼んだので、ちょっと心配だったが…

ペルー・ボリビア旅行九日目

今日はティティカカ湖最大の島「太陽の島」に行く。これもボリビア領だ。二日続けてボリビアに入って帰るなんてアホなことをする人はそういないだろうと思うが、ティワナクから続けて行くには一度ボリビアのラパスに泊まらなければならない。荷物を全部持っ…

ペルー・ボリビア旅行八日目

チチカカ湖に来てからちょっとブログを書く余裕が無く、たまってしまった。さらに日付を修正していたら、おかしなことになってしまい、コメントや星をつけたくださった方、消えてしまいました。本当にすみません。今日はこの旅のメインの目的のひとつであっ…

ペルー・ボリビア旅行七日目

今日はチチカカ湖の島をめぐるツアーに乗った。送迎のバスに乗ると昨日もいっしょだった日本の姉妹が。なんだか一緒に旅行している感じになってきた。先ず葦でできた浮き島ウロス島に。ふかふかしている。島は食べ物は漁業と鉄砲やかすみ網をつかった鳥の捕…

ペルー・ボリビア旅行六日目

今日は朝7時のバスでクスコからチチカカ湖畔の町プーノまで、観光付の大型バス「インカ・エクスプレス」で行く。6時半にペドロが来ることになっていたが、45分過ぎに来て、バスもぎりぎりだった。「いやー、起きたら6時だった。昨日は楽しかったけど、疲…

ペルー・ボリビア旅行五日目

今朝は意外にもペドロが朝五時半ちょうどにやってきた。「どう?来たでしょ?」という態度だったが、妙に機嫌が良かった。もう一人のドライバーと一緒に来て、自分は少しゆっくり休めたのだそうだ。 ジェニー(仮・30過ぎくらいの女性)は風邪気味らしく後…

ペルー・ボリビア旅行四日目

今日も5時起きの5時半出発の予定だったが、4時に部屋を間違えてドアをドンドン叩くやつがいたため以後眠れず。山登りの日に4時間くらいしか寝れなかった。勘弁して欲しい。 マチュピチュの背後にあるワイナピチュ山は道も細く、急で、山頂も狭いので登山…

ペルー・ボリビア旅行三日目

今日は朝早い列車に乗ってクスコからマチュピチュに行く。 5時半にペドロが迎えに来ることになっていたが、来ない。20分待っても来ないので、列車に遅れたくないためタクシーを呼ぼうとしたその時、彼は来た。 「ちょっと遅いよ」と言うと、機嫌悪くなり「…

ペルー・ボリビア旅行二日目

今日はゆっくり寝て起きるはずだったが5時起きになってしまった。 昨日回ったクスコの北の高台にあるサクサイワマン遺跡で強い雨降りにあってしまい、ほとんど見られなかったからだ。 サクサイワマンはペルー行きの主な目的のひとつだったので、「明日の朝…

ペルー・ボリビア旅行1日目

ロサンゼルス経由でペルーのリマへ。約10時間乗って3時間半空けてさらに9時間と、約丸一日の移動だ。リマ着は夜の12時過ぎだ。しんどい。 アメリカの入国審査はトランジットのために寄港した者も全て指紋をとりカメラでのぞくいやなものなのだが、ロスの…

ペルー、ボリビア行き

昨年末に続き、今年も歳末に一人旅に出かけることになりました。ペルー、ボリビアに現地二週間の旅です。 クスコ、マチュピチュ、チチカカ湖、ボリビアのティワナク遺跡、北西部沿岸のチャンチャン遺跡とその周辺、ナスカ、カラルなど遺跡を回る予定です。ペ…

サノアヤコさんのデザイン展

創形美術学校在籍で、私の講座も受講してくれたサノアヤコさんの作品展「仮想標本」がスターバックス・コーヒー池袋明治通り店で開催されています。演劇関係のポスターなどが中心ですが、彼女は昨年、今年と東京装画賞のブックデザインで学生部門銀・金賞を…

小熊斗志也さんの瑪瑙工芸

瑪瑙(めのう)の工芸品の歴史が深い若狭で、高い技術をもって芸術的な瑪瑙工芸品を作り続けてらっしゃる小熊斗志也さんの作品がイギリスのギャラリーで紹介・販売されるようになった。 http://www.adriansassoon.com/contemporary/hardstone瑪瑙を使った工…

お知らせ

ウェブサイトLithos Graphicsに、5月に撮影してきたアボリジニの岩絵の頁を作りました。ブログで紹介していない画像も多数アップしてあります。 http://www.lithos-graphics.com/australia/australiatop.html

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行8

翌日は北上し、リッチフィールド国立公園に向かう。大陸を南北に貫くスチュアート・ハイウェイをひたすら走るが、景色も変わらずどうしても眠くなってしまう。家族も「大丈夫?」などと言いつつ例によってぐーすか寝ている。一瞬、コックリしてしまって大い…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行7

ニトミルク渓谷を遡上する船に乗った。渓谷を船で、というと長瀞や昇仙峡の川下りのようなものを連想しがちだが、流れは緩慢そのもの。どちらに流れているか、ぱっと見ではわからないくらいだ。 水量もそれほど多くなく、所々水深が浅い所があるので船を乗り…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行6

早朝、カカドゥ国立公園の観光の目玉でもあるイエロー・ウォーター川のクルーズに乗った。宿泊したロッジ・クーインダが運営している。 夜明けと同時に船が出る、約2時間のクルーズを選んだ。鳥を見るなら早朝かなと。それに、大きな川で夜明けを迎えるとい…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行4

ナングルワーの岩絵を見た後は、近くのノーランジー(Nourlangie)ロック・エリアの岩絵を見る。ここにはカカドゥ国立公園だけでなく、オーストラリア全土でも最もよく知られた岩絵がある。 先ずはアンバンバン(Anbangbang)ギャラリーと呼ばれる場所の岩絵…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行5

日帰りでアーネムランドのツアーに参加する。アーネムランドはちょうどカカドゥ国立公園の東に位置する広大な土地で、アボリジニ居住区となっている。入るには許可が必要で、許可なく入ると罰金1000ドルという表示があった。 岩絵のあるウビルのすぐ脇の道の…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行3

前日はカカドゥ国立公園内最大の町であるジャビルに宿泊した。 オーストラリアはびっくりするほど物価が高い。レストランに入ろうものなら、ごく普通の料理を一品頼んで30ドル以上。パブのビールが一杯6-7ドル。マクドナルドのセットも日本の1.5倍の値段だ。…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行2

翌日はカカドゥ国立公園に向かう。この公園は面積が四国ほどもある、巨大な公園だ。オーストラリア全土の地図を見ていると、なかなか距離感がつかみくい。つい、「大陸」だということを忘れてしまう。三浦半島と伊豆半島くらいの距離感覚で、「隣の半島」と…

オーストラリア・ノーザンテリトリー旅行1

ゴールデン・ウィークに家族でオーストラリアのノーザンテリトリー北部を訪れた。以前からアボリジニの岩絵に興味があったが、なかなかアクセスが難しい場所が多いのだろうと思っていた。それがカカドゥ国立公園内の比較的行きやすい場所に複数あることを知…

まだ行けていないが、大好きなチェコ在住の絵本画家出久根育さんの久々の個展が開催中。 http://www5.ocn.ne.jp/~kobo/1901.htmlちひろ美術館でも月末まで絵本展が開かれている。 http://www.chihiro.jp/tokyo/museum/schedule/2012/0206_1637.html一昨年倒…

ウェブサイトLithos Graphicsにコロンビアの遺跡頁を追加しました。 http://www.lithos-graphics.com/colombia/colombiatop.html

謹賀新年

遅ればせながら、皆様明けましておめでとうございます。 今年一年が良い年でありますように。