2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

インド 地上絵・壁画撮影行 その9

朝早く宿を出て、デリーに飛ぶ。デリーを夜に出る便で日本に帰るのだが、半日時間があるので、デリー観光をすることに。ネットで大きな荷物を預かってくれる場所を知ったので、スーツケースを預け、地下鉄に乗った。地下鉄に乗るにはX線による荷物検査がある…

インド 地上絵・壁画撮影行 その8

今日はボパール市街から南へ下って、先史時代の壁画の残るビームベトカーに向かう。 朝早くホテルのフロントに降りると、例によって従業員が何人も毛布にくるまって床にゴロゴロ寝ている。この様子、なかなか慣れない。 ホテルにタクシーを呼んでもらうこと…

インド 地上絵・壁画撮影行 その7

朝早い便でムンバイからボパールへ。 ボパールという町の名は1984年の化学工場の事故の報道で知った。史上最悪の産業災害で、死者は3000とも8000とも言われ、実数もきちんと把握されていないようだ。後遺症に苦しんでいる人の数は遥かに多いという。40年経過…

インド 地上絵・壁画撮影行 その6

マルヴァンの宿はなかなか気分が良かった。海岸は気持ちいい。 この日は夕方4時頃にムンバイ行きの飛行機に乗るので、2時くらいまでは時間がある。できれば目一杯地上絵のサイトを巡りたかったのだが、行けそうな所は回ってしまったので、どうしようか。 町…

インド 地上絵・壁画撮影行 その5

ラトナギリの宿をあとにする。この日は先日センターにいた考古学専攻の女性スネーハ・ダバッガオンさんも同行することに。 南に下る道沿いに大きな鳥居が。インドの古い仏教寺院にはトーラナという門があって、これが鳥居の起源ではという説もあるようだが、…

インド 地上絵・壁画撮影行 その4

この日はラトナギリの北側にあるサイトを巡る。 先ず、Ukshi村にあるサイトに。ここは規模の大きな地上絵が2サイトある。先ず、大きな象の刻画だ。Kasheli村のものと比べると小さいが、それでも象のリアルサイズよりもかなり大きな絵だ。象単体で、耳に線模…

インド 地上絵・壁画撮影行 その3

朝7時に出発する。昨日が早かったので、できればもう少しゆっくり朝食をとってからと思っていたが、刻画の撮影は朝と夕方が光が低い位置から差すので、絵柄が鮮明になっていいでしょと、アプテ氏が。おっしゃるとおり。 最初はラトナギリの北方の近いサイト…

インド 地上絵・壁画撮影行 その2

朝6時に宿に車が迎えに来た。 現地の旅行会社に手配してもらったものだ。高めな代金を少しでも安くしようと小型車にしようかと思ったが、途中で撮影に使う脚立を買うと伝えると、ワンボックスでないとそれは積めないと言われ、結局大きな車にせざるをえなく…

インド 地上絵・壁画撮影行 その1

成田から直行便で夜インドのムンバイに着いた。ずっと時差の多い国に行っていたので、3時間半差というのは助かる。 インドルピーはこのとき1.77円だった。円安なので、きっとルピーも高くなっているのだろうと思ったが、調べてみるとかつてはもっと高い時代…

インド 地上絵・壁画撮影行 その0

明日、2月17日からインドに地上絵と壁画の撮影に行くことになった。先ず、西海岸のムンバイに。そこから南へ250キロ以上下って、Ratnagiriという町に。この町の北と南に地上絵というか、平らな岩盤に彫られた大きな刻画が数多く見つかったのが約10年前。ニュ…