2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

スラウェシ島・洞窟壁画撮影行 5日目(最終日)

慌ただしい撮影行もこの日が最終日。本当はあと1日あればという感じではあったが、急に決めたので仕方ない。スラウェシは南東のMuna島にも壁画がある。こちらはもっと年代の下ったもので、大きな馬に人が乗っている絵がたくさんある。ニューギニア西岸にも壁…

スラウェシ島・洞窟壁画撮影行 4日目

朝早く起きる。テーブルにはキャッサバを油で揚げたものが盛ってあり、コーヒーと紅茶が。朝揚げたイモをコーヒーで食べるのか、マクドナルドみたいじゃない。ホクホクしていておいしいが、やはり二日酔いが気持ち悪くてあまり食べられない。それにこちらの…

スラウェシ島・洞窟壁画撮影行 3日目

この日はMaros地方から北東のBone地方に移動する。Uhallieという洞窟に行くためだ。この洞窟の絵はナショナル・ジオグラフィックに掲載されたもので、状態の良いアノアの絵が素晴らしく、アクセスが大変だが、是非見たかった。 目当てのLangi村まで車で5時間…

スラウェシ島・洞窟壁画撮影行 2日目

今日はMaros地方(sub district)から出て、Pangkep地方の洞窟へ向かうことになっているが、その前にガイドのDodoが勧めるRamang Ramangに。ボートで水路を進み、小さな村に行く。石灰岩のもっこりした岩山が連なって水面に写る、ミニ桂林のような景色だ。マ…

スラウェシ島・洞窟壁画撮影行 1日目

一昨年に続き、インドネシアのスラウェシ島を訪れた。一昨年は中部のBada谷周辺の石像、タナ・トラジャ地方の埋葬文化・巨石の撮影に行ったのだが、今回はスラウェシ島南部に数多く残る現生人類で最も古い年代の洞窟壁画の撮影が目的だ。2014年、スラウェシ…