2017-01-01から1年間の記事一覧
石のオンラインショップ、Lithos Graphics Shopをこの連休中に、約1年半ぶりくらいに再開します。http://lithosshop.cart.fc2.com/
今年4月に刊行された『ハイン 地の果ての祭典』(アン・チャップマン著、大川豪司訳、新評論)の関連イベントです。 9月14日(木)、東京池袋のジュンク堂書店にて、「消えた部族・セルクナムと祭典「ハイン」の世界」と題して、イベントを行います。 9/14(…
今年の2月に訪れたバハ・カリフォルニアの岩絵サイトと7月に訪れたブラジルのカピバラ渓谷の岩絵サイトのページをウェブサイトLithos Graphicsに作りました。http://www.lithos-graphics.com/baja_california/bajatop.htmlhttp://www.lithos-graphics.com/br…
7月15日は朝早くSao Raimundo Nonatoを出発、Teresina 経由でTeresinaの北東約200キロの場所にあるSete Cidades国立公園に。Teresinaまで8時間、さらに3時間以上かけてPiripiriを経由して行く。10時間以上運転というのはエルビオにはすまなかったが、どうせ…
カピバラ渓谷最終日。この日はまず市場に連れていってもらった。毎日、朝早くから公園に入ってしまい、日暮れ時に戻ってくるので、暮らしぶりのようなものがよくわからない。市場で売っている食材なども見てみたかった。海外で市場を覗くのは楽しいものだ。 …
公園に入って4日目。この日は岩山を登って越えていくルートだ。ビジターセンターのある公園の正面玄関から入り、穴の開いた岩Pedra Furadaの横を通ってさらに北に進み、Caldeiräo dos Rodrigues, Canoas e Esperança Trailsと呼ばれるエリアに向かう。公園の…
この日は一日公園内を歩くことになっていた。昨日までは昼どきに一度公園から出て、近隣の村や陶器製造所にある食堂で昼食をとっていたが、この日はかなり奥まで行くため、弁当持参ということになった。昨日の夕方、3人でスーパーに寄って材料を買っておいた…
朝6時半に朝食。ビュッフェだが、マニオック(キャッサバ)から抽出したでんぷんを薄くのばして表面を焼いたもの──丸くないタピオカというか──が、パンといっしょに出ているのが特徴。味はなく、自分でつけるようになっている。こちらの食事にはマニオックを…
今日からガイドのペドロとともに遺跡を回ることになっている。ペドロは三十代後半、地元で歴史の教師をしているという。ギドン教授の岩絵の修復のプロジェクトにも参加したことのある人だ。カピバラ渓谷は国立公園で、その考古学・民族学的価値で、1991年に…
羽田を8日の0時過ぎのエミレーツ航空に乗り、ドバイ経由でブラジルへ。 エミレーツは初めて乗る。東回りだとアメリカ経由が多く、アメリカの例の面倒な入国審査をうけたくなかったのと、乗り継ぎがあまり効率的ではなかったため、エミレーツにしてみた。が、…
ちくまカラー新書で、石の模様の本を出しました。瑪瑙、ジャスパー、孔雀石など、おなじみの模様石の写真と、それぞれの石にまつわる逸話や体験などのエッセーを合わせた本です。『不思議で美しい石の図鑑』と重複する図版もありますが、新しい図版も数多く…
新卒で出版社に就職して以来、30年ぶりに書籍の編集をしました。アン・チャップマンによる『ハイン 地の果ての祭典──南米フエゴ諸島の先住民セルクナムの生と死』(新評論刊)です。訳者は40年来の友人大川豪司です。 以下、新評論の新刊案内に掲載した解説…
シエラ・デ・サンフランシスコでのキャンプを終え、今日は比較的近くのLa Trinidadという遺跡に、初日にSan Borjitasへ連れていってくれたサルバドルと共に行くことになっていた。 ムレヘの西にはシエラ・デ・グァダルーペ山地があり、初日に訪れたサン・ボ…
朝、暗いうちから起きて出発の準備。今日は谷底から山の上まで一気に上がる。1000メートル以上ある。 昨夜、ホセにお前も帰りはラバに乗れと言われた。そうしないと時間が無くなると。昨日全部のサイトを見たいのでもう一泊谷底でキャンプしたためだ(もとも…
今日は予定では近くの三つのサイトを見て、昼過ぎに山を登って山地の上まで戻ることになっていた。 が、やはりホセが三つ全部見るのは無理なんじゃないかと。 エドガルが提案として、一つのサイトをあきらめて予定通り山の上に上がるか、一日全て岩絵を見る…
寒かったが、なんとかぎりぎり眠れた。シュラフの中にスリーピングシーツというのか、昔ユースホステルでつかっていたようなものを借りたのだ。あとは枕とエアマット。 昨夜、ホセはどうやって寝るのかしらと思っていたら、彼も自分のテントで寝ていた。カウ…
朝早めにサン・イグナシオの宿を出てサンフランシスコ山地へ向かう。 標高が上がると少しずつ生えている植物も変わる。ほぼサボテンだが。かなり標高が高くなったところでオフ・ロードに。シエラ・デ・サンフランシスコに入った。途中岩絵のサイトCueva de R…
今日からメインの岩絵のツアーに。朝、ガイドのエドガル・ユリシスが迎えに来た。27歳の体の大きな男の子だ。流暢な英語を話す。北に向かう。 途中古いフランスの植民地の町サンタ・ロサリアに。町並みも100年以上前の木造のものが残っている。スペインのコ…
朝は寒い。こんなんで、山の中でキャンプしたらかなり辛い。ダウンジャケットがあって正解だった。 今日は明日からの本格的な岩絵ツアーの前に、日帰りで行ける場所に。できればそこもメインのツアー会社に追加で行ってほしかったのだが、プライベートツアー…
羽田を夜1時に出て、香港、ロサンゼルス経由でバハ・カリフォルニアのLoretoに。東京からアメリカ直行の便はバハ・カリフォルニアにいくアラスカ航空との接続が悪く、ロスで一泊しなくちゃならない。キャセイ・パシフィックは乗り継ぎ時間も無駄が少なく値…
明日から、バハ・カリフォルニア南部のシエラ・デ・サンフランシスコに先住民が残した洞窟壁画の撮影に行ってきます。広いエリアに二〇〇を超えるサイトがあると言われ、アクセスは徒歩か馬でないと難しい場所です。今回は主だった場所を3泊のキャンプを含む…