2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 13日目

最終日。 アンドラス夫妻と朝ホテルで別れた。 トラムに乗ってボルドーの博物館、アキテーヌ博物館に。 有名な旧石器時代のビーナス像「ローセルのビーナス」を見に来たのだが、入ったところにあった。思った以上に大きく、上半身は平板で、簡単に仕上げられ…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 12日目

今日はラスコー見学。 とは言ってもラスコーは壁画保護のためもう一般公開はされていない。ラスコーのレプリカに入るのだ。 ラスコーは1940年に発見された。モンティニャック村の18歳の青年マルセル・ラヴィダが飼い犬のロボットと散歩中、ロボットが地面の…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 11日目

この日はレ・ゼイジーの町近辺の洞窟をいくつか回る。 先ず、コンバレル洞窟へ。ここはマドレーヌ文化の刻画が集中している。600を超える刻画は動物がほとんどで、前日見た家形のシンボル、テクトフォルムもある。最も印象的なのは入り口の看板にも使われて…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 10日目

この日は盛りだくさんの予定だ。 先ず、ペッシュ・メルルPech Merleの洞窟へ。ここは今回の旅でもっとも楽しみにしていた場所だ。ほとんどの絵は約29000年から28000年前、グラヴェット文化の時代のものとされている。約10000年前に入り口が崩れて埋まってし…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 9日目

この日は東へ移動し、ピレネー山脈のふもとにあるニオー洞窟の壁画を見ることになっていたが、午後3時からなので時間がある。それまでどうしようとなって、アンドラ公国に入ってみようかとアンドラスが。アンドラ? 名前は聞いたことあったような気もするが…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 8日目

朝食は割高だろうということで、宿は朝食なしで予約していた。部屋で持参したもの(Soy Joyとか...)や買ったパンなどを食べるのだが、アンドラス夫妻は朝食は普段もほとんどとらないと。そして、二人は昼ご飯も食べない。どうなってるんだろうか。ずっと移…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 7日目

朝早く発って南西のVallon-Pont-d'Arc近くにあるショーヴェ洞窟のレプリカ、ショーヴェ2に。 ショーヴェ洞窟の壁画は1994年、洞窟学者のショーヴェら3人が発見した。犬が穴に落ち込むことで偶然みつけたラスコーなどと違って、石灰岩の山の上で洞窟探査をし…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 6日目

朝早くリヨン駅まで行き、電車で南へ向かう。フォンテーヌブロー・アヴォン駅で英さん、アンドラス夫妻にピックアップしてもらって、AARSのフォンテーヌブローの森の線刻画を見るツアーに参加させてもらうためだ。フランスの駅は駅員が本当に少ない。リヨン…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 5日目

パリ二日目。 朝起きてルーブルのサイトを見たが、やはりチケットの空きはなかった。ほぼあきらめていたが、ネットをあれこれ見ていたら、ルーブルの予約チケットは当日の朝10時に更新されて少し出るので要チェックとあった。確かに、10時直前に合わせて見て…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 4日目

パリで2日とっていた。まずちょうど「先史時代マニア」という企画展示が行われている「人間博物館Musée de l'Homme」に。地下鉄網がややこしいが、Google Mapで現在地からの経路表示をすると乗り換え駅も含めて詳細に表示されるので迷うことはない。地下鉄は…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 3日目

港に8時半くらいに行かねばならないので、朝食は簡単でいいですと話したのだが、全然構わないと、朝早くから用意してくれた。「こんなのを買ってみたよ」と主人が。瓶にキムチと書いてある。これがキャベツとニンジンの酢漬けに少し唐辛子が入ったような感じ…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 2日目

この旅では、ブルターニュの新石器時代の遺跡を見るために2日とっていた。 朝早くナント駅近くのレンタカー、Enterpriseに。Booking.comで予約済みだったのだが、事務所に行くと、えーと、該当する車が無いんですよ、と。無いってあんた、何のための予約なの…

フランス・巨石遺跡&洞窟壁画紀行 1日目

夏まではおとなしくしている予定だったが、一昨年・昨年とサハラの壁画見学行でもご一緒している英隆行さんに誘われ、フランス南部の洞窟壁画を見て回ることになった。 ちょうどフランスのAARS(Association des Amis de l'Art Rupestre Saharien=サハラの…