湯西川温泉

lithos2008-01-14

連休は急に温泉に入りたくなって家族で栃木県の湯西川温泉に。車で行くと運転疲れで何しに行ったかわからなくなるので、電車で行けるところにした。当初もう少し近いところにしようかと考えたが、まだ鬼怒川あたりまでは雪がないとのこと。ともかく雪で遊びたいと騒ぐ娘に押されて、さらに奥に入ることにしたのだった。
湯西川温泉を開いたのは平家の落人らしいが、宿泊した宿は直系の子孫がやっているという本家伴久萬久旅館という宿だった。創業350年らしい。囲炉裏で串に刺した川魚や山鳥の肉を焼いて食べるという「野趣あふれる」趣向ももの珍しくて良かった。湯西川というとかなり山深く遠い印象があったが、池袋から列車で約2時間半弱、バスで30分というところで、自動車で伊豆あたりに出かけて渋滞すると帰りに6-8時間もかかったりすることを考えると、大した時間ではないのだ。しかも、途中新しい道路の工事をしていて、渓谷に巨大な橋脚がいくつも立っていたので、いずれはさらに近くなることだろうし、そうなるともはや「秘湯」というようなイメージではないのだろう。