地震-23

汚染水問題でゼオライトが注目されるようになってから、ネットで「飲むゼオライト」液みたいなものを高値で売っていて、なんだか怪しげだなと思っていたが、早速今日販売業者が逮捕されていた。液そのものがデタラメなものだったのか、「内部被曝を緩和する」という宣伝がデタラメだったのか。何にしても便乗商売は素早く盛んだ。ガイガーカウンターヨウ素剤がネットで通常の数倍の値段で取引されている。

SPEEDIはチラ見せしただけで、その後排出量がわからないので、きちんと発表できないという理由で公表されていない。事故の際に排出量なんて正確にわかるはずないのだから、この言い訳はおかしい。
ドイツの気象庁はトップページに拡散のシミュレーションを載せ続けている。
http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

海に排出された汚染水の拡散の予測も、日本ではフランスの研究機関のものを報道している。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110405-OYT1T00586.htm

「由らしむべし、知らしむべからず」とはよく言ったもんだが、なんで自分の国の重大な問題に関して、外国のデータを見なきゃいけないのか。

政府は気象庁IAEAに提出していた予想データを公表するように指示したというが、これだろうか。
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/EER/eer23.pdf
「資料」そのまんまだ。

NHKがまとめた各地の放射線量の推移。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/