どろろ/エレーナ・レッダの映像

妖怪やら吸血鬼などに特別な感心がある娘が「どろろ」を見に行きたいというのだが、うーむ、どうなんだろう、あのキャストは。ちょっと百鬼丸にしてはポワンとした顔だし、どろろ役が.....。原作でもどろろは女の子だったと、話の最後のほうでわかることになっているから、女優を使うのはいいんだけど、できればもっと小汚いコロコロした感じの子役にしてほしかった。だいたい、妖怪に体のパーツを48も全部取られて生まれた子供が川に捨てられて....という設定が今の日本の映画界で可能なんだろうか。妖怪を退治するたびに手が生えてきたり、目が出てきたりするグロテスクなところが、子供にとっての大きな魅力だったのだが。テレビアニメの「どろろ」も見ていたが、再放送したかどうか記憶が定かでない。原作漫画は何度か通して読んだが、テレビアニメは、自主上映館などで「どろろ」と「妖怪人間ベム」は繰り返し扱われていたが、どちらも子供の頃見て以来見ていない。69年放映とあるので、7歳のときだ。ということは、今の娘とほとんど同じ年齢ということか。なんとなく記憶では色がついていたような気がするのだが、白黒だったらしい。最大の記憶違いは主題歌で、ずっと例のおかしな歌は「ホネホネ カラカラ ホネカラポン」だと思っていたのだが、何と、「ホゲホゲ タラタラ ホゲタラポン」らしい。1時間ほど前にこの事実を知り、ちょっとショックだった。
歌詞は以下の通りらしい。


ホゲホゲ タラタラ ホゲタラポン.....

........JASRACから抗議を受け、歌詞を削除しました(2015年1月8日)........


なるほど.........。ようするに、やっぱりどろろはヘラヘラしてないといけないということだな......。
主題歌を「ホネホネ カラカラ」だと勘違いしていたのは、ひとつには「ひと口かじって骨の味」とか言いながら近づいてくる妖怪が登場する回があり、それがメチャメチャ怖かったことにも起因しているかもしれない。とは言っても、これも40年近く前の記憶なのであやしいが。映画上映に伴ってケーブルテレビでアニメの再放送をするようなので、少し見てみよう。

You Tubeの宣伝マンではないんだが、あれこれ見始めるときりがない。感激したのはこのブログでも書いたサルディーニャ島の歌手エレーナ・レッダのヴィデオがあったことだ。断片がいくつかアップされているのだが、是非、全編見てみたかった。

(どうもヴィデオの埋め込みが不安定なようなので、リンクはこちら)
http://www.youtube.com/watch?v=iN9psWSnUtg


そして、ジョン・レンボーンの65年の映像も!



バート・ヤンシュがアルタンと一緒にBlack Watersideを演っているものさえ!