国立/瑪瑙の交換

lithos2008-01-21

土曜は少し国立に行く。実家の隣町であり、中学・高校と通った町でもあるが、随分変わったところと30年前と変わっていないところがある。大学通り沿いの小さな洋書屋「銀杏書房」は昔のままだ。昔は洋書など買うことはなかったので店内に入ることもほとんどなかったが、今みてみるとなかなか面白い品揃えで、行くと何かしら欲しい本が見つかる感じがある。娘が好きなホフマンの「モジャモジャ・ペーター」の復刻版など買ってかえる。入り口には昔と同じくdoverの安い図版集が置かれているが、今、この手のシリーズを買う人はどれだけいるんだろうか。昔は絵の好きな人とかデザイナー御用達という感じだったが。
http://kunitachi.shop-info.com/units/36236/dgk051/
一橋大学の図書館の屋根にガーゴイル像がいくつかついていて、面白いようなので、写真を撮りに行こうかと思ったのだが、なんとセンター入試というやつで、入口に警備員が立っているではないか。これじゃあ仕方ない。寒いので早々に帰った。

以前このブログでも書いたドイツ人の瑪瑙のコレクターと瑪瑙の交換をした。彼は近年コロンビアの瑪瑙を見つけた(?)人なのだが、こちらはそれに対して中国は南京の雨花石を交換に出した。コロンビアの瑪瑙は川で採れるようだが、外皮が奇麗に剥かれていて、しかも赤くて奇麗なのだ。南京の雨花石も川で採れる瑪瑙で、近年の中国は建設ラッシュなので、川砂利や川砂の需要が多いのだろう。雨花石はもっぱら採石場で採取されているし、写真を見るとかなり大規模な採石場で、河岸が荒れ果てた印象もある。ここ二年ほど、中国の石売りがアメリカのebayにどんどん進出していて、雨花石の値段もジリジリと上がっている。