確定申告VSモンティパイソン

例によってこの季節、確定申告で、ああ、なんでこんなに領収書がグチャグチャなんだろう、とか、振り込み記録をプリントし忘れていて、これは一体、なんの振り込みだったのか?と、悩むことになる。
しかも、昨年は一度も通帳に記帳しなかった!のだが、これはあるていどの件数を超えて記帳しないと、省略されてしまうということを初めて知ったのだった。半年分くらい空白になっていて、「合計」としか書かれていない!
「これは困るんだけど」というと、コンピュータからプリントした紙の束を渡された。これしかできません、とのこと。オンラインで振り込みをした場合の記録も3ヶ月しか表示されないし、どうも銀行はデータの扱いに関して不親切なのだ。自分の口座に関する記録なんだから、頼まないと出てこないというのは、どう考えてもおかしい。しかも、ついこの間まで、同じ銀行の他の支店に、パソコンを使ってオンラインで振り込む場合でも、何百円も手数料をとっていた。ありえない金額だ。プリンタで出力された取引明細は字が滅茶滅茶細かく、老眼鏡を使い始めた私には本当に扱いにくいぞ。

領収書の整理などどんどんやらなくちゃいけないのだが、まずいものを買ってしまった。モンティパイソンの日本語吹き替え版だ。今年に入って、数年ぶりにDVDで見ようかと思ってアマゾンを検索したらば、「幻」の日本語吹き替え版がついにリリースとあり、つい予約してしまった。私は東京12チャンネルで日本語吹き替え版を放映していた頃、ほとんど見ていなかったのだが、世代的にはちょうど合っている。同級生にかなり熱心に見ていた者も少なくなかった。
音源はほとんど残っていないと言われていたようだが、マニアが個人的に残していたものなども集めたようで、まさに「奇跡」のリリースのようだ。以前、日本語版の本は景山民夫が書いていたと聞いたような気がしたが、どうも見たところテレビ版には関わっていないようだ。彼の晩年と考え合わせるとあまりにブラックなのだが、映画の日本語版に関わっていたのだろうか。
広川太一郎などの声優陣は映画やアニメなど我がテレビ体験と切っても切れないものがあるのだが、モンテイ・パイソンに関してはどうも吹き替えはしっくりこない。エリック・アイドルや故グレアム・チャップマンなどはいいんだが、ジョン・クリーズテリー・ジョーンズのムッツリした感じが吹き替えだとなかなか難しいな...などと思っているうちにどんどん時間が経っていくではないか!

「ネコさま悩ませ有限会社」よ、永遠に!