コンクリーション

たくさんのふしぎ』「石の卵」に写真を提供してくれたJeffrey Andersonから丁寧な礼状をもらった。彼は瑪瑙のコレクターであり、かつ、「セーラームーン」の熱烈なファンなのだ。
彼の瑪瑙のサイトはアメリカの珍しい産地のサンダーエッグなど、画像が豊富で、販売もしている。
http://www.sailorenergy.net/Minerals/MineralMain.html

セーラームーン」はアメリカは「セーラーエナジー」という題で放映されていたらしい。

彼によれば、「石の卵」に掲載したニュージーランドの巨大なセプタリアがゴロゴロしているモレアキの海岸と同じような場所が、ミシガン湖岸にあるという。私もミシガンのセプタリアは原石の状態でいくつか持っているが、そんなに大きなものは見たことがない。割るとほのかに石油の匂いがするそうな。
セプタリアではないが、コンクリーションで、丸く固まった石がゴロゴロしている場所、その名もボウリング・ボール・ビーチというのがカリフォルニアにある。なかなかの奇景だ。

コンクリーションとは鉱物事典によれば、「堆積岩の特定の自生鉱物組成が団塊状または不規則に濃集したものを総合した名称」ということになるようだ。
能登の仏石などもこの部類に入るし、最近「パワーストーン」だと言って売られているモキ・ストーンも同様だ。

写真はいずれもWiki media commonsのもの。