2011-01-01から1年間の記事一覧

地震-11

東京の浄水場の問題、福島県の土壌から検出された基準値1600倍のセシウムが見つかった問題など、じわじわと影響が広がっている。 「そうだったのか」の人も含めて、テレビに出る解説者は、安全です、よく勉強しましょう、ばかりだが、異なる見解を持つ人も少…

アルノ・ヴェルデ

こんなときに石でもないが、先週から一時的に行方不明になっていたフランスからの荷物がようやく届いた。フィレンツェのアルノ川で採れる独特な大理石のスライスだ。同じ地方で採れる風景石、パエジナと基本的に似ているのだが、こちらは団塊状になっていて…

地震-10

今日は原発関連のニュースは少なかった。事態が良くなっているのか、悪くなっているのかはっきりしないためか、アメリカの原子力規制委員会も「安定」という単語を使ったりして、随分トーンが変わっている。明日には制御室の電力が回復するだろうか。海の汚…

地震9

放水がそれなりに奏功したのではという雰囲気が広まっていたかと思ったら、3号機から黒煙。やはり内部の様子がわからないと先に進めないような気がするのだが、本当に方法はないんだろうか。 読売のオンライン版には「3号機ではプール容量の2・5倍に上る放…

地震8

自動車は使えないし、武蔵野線は本数が少なくなっているし、陽気もいいので、気分転換に病院まで自転車で行く。梅の香りが風にのってきて、もう完全に春だなと感じるのだが、どうも明日からまた寒くなるらしい。また被災地は零下だろうか。 1時間以上かかる…

地震7

今日は比較的暇だったが、ずっと佐川急便を待っていた。どうしても今日受け取りたいものだったが、約束の時間になって来ない。ガソリンスタンド渋滞などにつかまっていたようだ。まだ、1キロ、2キロの行列はざらだという。 原発はあいかわらず危機的状況なの…

落ち着かないが、読書などする気にもなれず。ipad のStar Walkと一緒に夜の散歩を。ハッブル宇宙望遠鏡の映像が。なんて美しい! クエーサーなそうな。 ハッブルのサイトはここ。 http://www.spacetelescope.org/images/heic0306a/数年前に『宇宙大全』とい…

地震6

地震からちょうど一週間。長かった。地震の翌日がちょうど親父の入院と重なったので、数日バタバタだった。自分ではそれなりにきちんとやっているつもりだったが、今日は仕事でケアレスミスを連発。情けない。自宅のエリアは昼から停電なので、その時間に合…

地震5

ここにきて随分気温が下がっている。被災地は日中も零度近い気温だった所もあるらしい。本当に厳しい。暖房機器、燃料など一刻も早く届くことを願う。幼少時のイリノイ州の田舎のお隣さんだった友達が、メールをくれた。日本から脱出する予定があったら、自…

地震4

石原慎太郎の「天罰」発言をチラッと聞いて、こんな時にさらに不快な気分にさせやがって...とウンザリしたが、今日、改めて発言を見てみたらば、本当に酷い。万単位と言われる死者、数十万の被災者には全て「天罰」が下ったと言ったに等しい。 また、「アメ…

地震-3

原発が気になるので、自宅ではテレビをずっとつけているが、ACと活字文化なんたら財団のコマーシャルを延々と繰り返していて、勘弁してほしい。多摩総合医療センターに自動車で。やはりえらく時間がかかった。ガソリンを売っているスタンドにはなんと、数百…

地震-2追記

二号基の水位が再び下がり、蒸気排出の弁が何故か開かなくなり、燃料棒が再びほぼ露出という報道。大変なのだが、東電の会見で、「ダウンスケールになっており、若干水が入りにくくなっている」と早口でしゃべる。こんな言い方で事態のきちんとした説明にな…

地震-2

被災地の映像には想像を絶するものがある。瓦礫の山に向かって泣く子どもの姿に胸が塞がる思いだ。まだ孤立している被災地など、少しでも早く救助の手が差しのべられることを切に願う。 「計画停電」は東村山市が三つのエリアに登録されていて、自分の住んで…

地震

事務所は大きな本棚と背の高いスピーカーが倒れ、野放図に積み上げていた本、束見本、CDが散乱した。 大事にしていたロシアの人形やナスカの壺や骨の標本などが落下して割れたのが残念だったが、家族にも怪我などなかったのを幸いとすべきだろう。 津波被害…

福音館書店 月刊かがく絵本のあゆみ展

今月29日から2月8日まで、群馬県高崎シティーギャラリーで「おもしろかがく 絵本で体感──福音館書店 月刊かがく絵本のあゆみ展」が開催されます。福音館書店の月刊誌「かがくのとも」「ちいさなかがくのとも」「たくさんのふしぎ」からの原画展ですが、私が…

NHKスペシャル

日曜に纏向遺跡と邪馬台国に関するNHKスペシャルを見た。 纏向が邪馬台国の中心地であったのかどうかもさることながら、遺跡内から出土した銅鐸のごく小さな破片が、銅鐸を意図的に焼いて破壊したものだという仮説の検証は、とても興味深かった。 青銅器は柔…

青弘苑さん

津軽の銘石を扱ってらっしゃる青弘苑さんを埼玉は北葛飾郡杉戸町に訪れた。ミネラルフェアーではおなじみの業者さんだが、お店を拝見するのは初めてだ。 店舗といっても、いわゆるお店ではなく、ご自宅に倉庫プラスちょっとした展示があるということで、地図…

ビジュアル本いくつか

模様石の本を作るにあたって、石関連の本をいろいろ見ているが、最近読んだビジュアル本をいくつか。ひとつは『あたまにつまった石ころが』という絵本で、20世紀前半の話。マサチューセッツに育ち、子供のころから石好きだった男性が、持ち前の才覚で小さな…

謹賀新年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 (あたふたしているうちに年が明けてしまいました。)昨年は義兄が亡くなったことに始まり、身内や知り合いに病気や不幸が多い年だったので、今年も覚悟しなければならないことはあれど、少しでもいいこと…