2010-01-01から1年間の記事一覧

サンダーエッグの本

ドイツ人のサンダーエッグの専門家であるPeter Wörnerという人から連絡をもらった。最近サンダーエッグに関する本を出版し、知り得る限りの世界中のサンダーエッグを掲載、解説したけれど、日本のものに関する情報が無かったため、入れられなかったのだとい…

CD

浅川マキの10枚組自選作品集というセットが、限定再発された。全てのアルバムに興味があったわけではないが、「裏窓」「ライヴ 夜」「ONE」が入っているので、購入した。三作品とも、いずれもLPは持っているので、聞くことはできるのだが、1980年のアルバム…

Thom Lane

Johann Zenzのメノウの本、Agates IIがようやく届いた。随分長く待たされたが、これは前作Agatesより写真のクオリティーも高く、なかなか見応えある。特にウェブサイトAgates with inclusionを運営しているPat McMahanのインクルージョンのあるメノウの標本…

義兄が亡くなり、膝を剥離骨折、など、いろいろあって気がつけば随分書いていなかった。テレビで首相の顔を見るたびにうんざりするのだが、小学生の娘の友達までもが「鳩山ってダメだよね〜」と言うこの雰囲気もどうなのかと思う。基地をめぐる問題も、どう…

奥久慈にメノウ拾い

久しぶりに奥久慈に家族でメノウを拾いに。 ちょうど一年前くらいに玉川、山田川で採取した。 玉川では赤味のある、縞模様のあるメノウが採れるので、玉川メインで夜明け前に出かけたが、昨日までの雨で増水していてとても石が拾えるような環境ではなかった…

恵文社「ふしぎの部屋へ 月刊たくさんのふしぎ300号記念展」

昨日から京都の書店、恵文社一乗寺店で、『たくさんのふしぎ』300号記念展示を行っています。 詳細は以下に http://www.keibunsha-books.com/gallery/index.html 店員さんのブログを見ると、300号全て面出しで展示されている様はなかなかの迫力です。 スズキ…

寝台特急「北陸」

廃止になった寝台特急「北陸」に、乗ったことがあったということを、あらためて思い出した。 忘れていたわけではないが、自分が子どもの頃乗った寝台列車が「北陸」だったことを再確認したのだ。まだ走っていたとは。37年前、小学5年生から6年生になる間の春…

銀座教文館 「たくさんのふしぎ」300号記念展示

実に遅ればせながら、銀座教文館の児童書・絵本売り場「ナルニア国」に福音館書店の雑誌『たくさんのふしぎ』の300号記念展を見に行ってきた。 拙著「石の卵」からお貸しした石の卵は全部で6っつ。綺麗なショーケースに展示していただいていた。 原画や写真…

毎度ながらの苦しい確定申告もようやくめどがつき、ほっとするも、届いていない支払調書が二通もあることに驚く。無くしてはいないと思うのだが...。ここのところ、正しい住所が書いてある年賀状が戻ってしまった、とか、来るはずのものが来ないとか、郵便の…

DNA、エドワード・カーティスの写真、ズニ族の謎

ツタンカーメンはマラリアで亡くなったのか。マラリアのDNAが検出されたらしい。暗殺ではなかったわけだ。 DNAを調べるといろんなことが明確にわかってしまい、長年の仮説や物語も吹き飛んでしまうところがある。 DNAの検証でイースター島の島民の祖先はポリ…

鳥取・島根「チベット」発言は「本当に馬鹿な奴」という以上でも以下でもないと思うが、この人が長崎県知事選にからんで、民主党知事でなければ道路予算もつけないかのような発言をしたことの方がよっぽど問題だ。国交相がやはり長崎で「必要な道路は作りま…

吉見百穴

日曜、娘が東松山の森林公園に行きたいというので、ついでに吉見百穴に行くことに。これで都合三度目だ。 これまで「よしみのひゃっけつ」と読むのだとばかり思っていたが、「ひゃくあな」ということを、今日初めて知った。 以前にはなかった立派な資料館の…

「縄文世界とストーンサークル」

カーリングの対イギリス戦は見応えがあった。イギリスチームの19歳のスキップも格好いい!土曜、師匠に誘われて、秋田県にある縄文時代の二つのストーンサークル、大湯環状列石と伊勢堂岱遺跡に関するフォーラムを聞きに東京国際交流館へ。世界遺産登録へ向…

オリンピック

つい、カーリングをフルで見てしまう。これが長い。でも面白い。中国戦は調子悪かったが、カナダ戦はおしかった。 腰パンの子もおしかった。それにしても、批判されたので応援を中止しときます、という大学の対応の情けなさ。様々な場面で、クレームを受ける…

銀座教文館で『たくさんのふしぎ』300号記念イベント

銀座の書店・教文館の児童書・絵本のフロア「ナルニア国」で、25周年300号をむかえた福音館書店の月刊誌『たくさんのふしぎ』の記念展示が行われています。「〈ふしぎ〉を探しにGO!」というタイトルで、本日から3月17日までです。原画や写真など、過去25年に…

胃石

富士宮市の奇石博物館のミュージアム・ショップは結構充実している。鉱物標本も良心的な値段だ。 恐竜の胃石(消化をたすけるために恐竜が胃袋に入れている石)を1000円で売っていたが、これがメノウだったので、買ってみた。胃石はミネラルフェアーなどでい…

富士山周辺

富士山を見ながら温泉に入りたくなり、河口湖へ。 週末は晴れるはずだったのが、悪天候がずれ込んで、裾野も見えず。娘は雪があるので大喜びだったが、ともかく寒い。木々の枝が全て氷でコーティングされている。これは綺麗だった。葉っぱも新芽も全て凍りづ…

『切手帖とピンセット』

月兎社の加藤郁美さんから出版されたばかりの著書『切手帖とピンセット--1960年代グラフィック切手蒐集の愉しみ』をいただいた。なんとも素敵な本なのだ。 タイトル通り、世界各国で優れたデザインの切手が作られた60年代を中心に、国、題材、印刷技術などの…

アラウンド・ロバート・ワイアット

フランス国立ジャズオーケストラが昨年出したアルバムを聴いた。フランスは国営のビッグバンドがあるのか...。 定期的に音楽監督が替わるらしく、新しく就任したダニエル・イヴィネックの最初の作品なのだそうだ。それにしても何故にロバート・ワイアット?…

一かけ二かけ三かけて

私は小さい頃、かなりの怖がりで(今でも大して変わっていないが)、小学校低学年くらいまで、四つ年上の姉と同居していた10歳以上年上の従姉妹にしょっちゅう脅かされていた。 その頃とても怖かった歌に「一かけ二かけ三かけて....」という変わった数え歌が…

朝青龍・Dr.パルナサスの鏡

朝青龍の引退はなんとも残念だ。 彼のキャラクターは全く好きじゃなかったが、すばらしく見応えのある相撲をとる力士だったことは確かだ。 足を痛めた貴乃花が武蔵丸に勝って「鬼の形相」を見せた一番を最後のピークとして、相撲人気は落ち続けているけれど…

恵方巻きはやはり結構しんどい。 節分の日に子どもと一緒にいるのは久しぶりなので、面をつけて豆をぶつけられる役をしてみる。鬼の面のかわりにメキシコの悪魔の面をつける。 メキシコ人は信心深いが、民芸品の悪魔の造形を見る限り、嬉々として作っている…

小平ふるさと村

天気が良いので、自転車で小平ふるさと村なるところに行ってみる。 青梅街道沿いにあるのだが、地域の古民家を移築、復元した場所だという。 中で手打ちうどんを食べさせるというので、それなりに急いで行ったのだが、残念ながら一日50食限定にタッチの差で…

恵方巻きとイムボルク

恵方巻きはまだやったことはないが、太巻きを一本くわえて黙って食べきるというのは、結構しんどいんじゃないだろか。 我が家は信州出身の両親と東京育ちだったので、そんな風習があることは全く知らなかった。 我が家の節分といえば、親父ではなく母親が大…

マルタの巨石遺構、ドームに覆われる

久しぶりに巨石文化のポータル・サイトThe Megalithic Portalを見ていたら、一昨年訪れたマルタ島の巨石遺構がドーム型の屋根に包まれていることを知り驚いた。本当の海辺にあるハジャー・イーム、イムナイドラの二つの遺跡だ。この二つは南から吹きつけるシ…

国宝土偶展

娘が博物館で縄文、弥生時代の土器などを見たいというので、上野に行く。 運良く、東京国立博物館で「国宝土偶展」をやっていた。大英博物館でThe Power of Doguなる展示をしたものが帰ってきたらしい。国宝の三つの土偶を含めて、主なものが集まったとても…

『石の卵』その後2

『石の卵』に写真を提供してもらったオーストリアのメノウ・コレクター、ヨハン・ゼンツが、『石の卵』をドイツの雑誌『Mineralien Welt』で紹介してくれたらしい。頁をpdfで送ってくれたのだが、ドイツ語でもあるし、名前も見当たらないので、どこに書いて…

夢見る機械

テレビで宣伝してる、ブルース・ウィリス主演の『サロゲート』なる映画の設定とシーン、諸星大二郎の短編漫画「夢見る機械」にあまりに似てる...。人間に夢を見させてアンドロイドを売る会社のマークはまさかバクではなかろうな。 「夢見る機械」が『少年ジ…

浅川マキ訃報

お風呂で倒れてそのままとは...。でも旅先の宿で亡くなるというのは、どこか彼女の歌の世界に似ていると、言えなくもないかなと、思ったのだった。 ここ15年以上ライブに行っていなかったが、80年代前半に繰り返し足を運んだ。83年だったか84年だったか忘れ…

アバター、三浦海岸

何故か茅ヶ崎で映画『アバター』を家族で観る。 3Dの眼鏡をかけて見始め、15分くらいで、これは最後まで耐えられないんじゃないかと思うほど、目の奥の筋肉がムズムズするような違和感を覚えた。遠近感を強く出すために、手前にあるものが極端にピントがずら…